以下に該当する方は、こちらのページの内容を参考にエクササイズに取り組んでいきましょう。
- 前もも(大腿四頭筋)が硬い
- 前ももが硬く膝や腰を痛めている
前ももの筋肉について〜硬くなる原因〜
前ももの筋肉は、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と言い、全身の筋肉の中で最も強くて大きい筋肉です。
ランやジャンプ動作、ストップ動作などに働く重要な筋肉になります。
大腿直筋は骨盤からスタートしている筋肉です。
ですのでこの筋が硬くなって縮んでしまうと
骨盤が前方に引っぱられる
↓
骨盤の前傾が起こりやすくなる
↓
上半身が前方に倒れる状態になり反り腰となる
結果、腰を反らそうと頑張る「脊柱起立筋」などに過度な緊張を継続させ腰痛などにつながってしまいます。
また、もも前優位となる脚の使い方をしてしまうことも固くなる原因です。
大腿四頭筋は大きな筋肉で大きな力を出せて使いやすいため、大腿四頭筋に頼った体の使い方をしがちです。
すると、もも裏や腸腰筋といったバスケ動作において重要な筋肉まで硬く弱くなってしまいます。
その結果、膝や股関節の痛みに悩まされることにもつながってしまいます。
STEP1 背骨を緩める
背中や脇が硬く伸びないことで、骨盤の位置が悪くなってるっていうケースが多いです。
背中と脇の部分を伸ばして骨盤の後傾を防ぐようにすると、骨盤がズレなくなるので前もものストレッチの効率が上がります。
まずは背中をストレッチしてみましょう。
STEP2 筋肉の抑制を行う
まずは筋肉の過緊張状態を落ち着かせることが重要です。
フォームローラーなどが用意できる方は取り組んでいきましょう。
STEP3 腸腰筋・ハムストリング・内転筋・お尻などを緩めてみる
もも裏や腸腰筋といったバスケ動作において重要な筋肉まで硬く弱くなってしまっているケースもあるため、以下のストレッチに取り組んでみましょう。
これらのストレッチを行い、硬さが見られた場合は今後メインで伸ばしていくように心がけいきましょう。
STEP4 前ももをストレッチする
実際に前ももを緩めるストレッチになります。
STEP5 もも裏優位の身体に作り変える
前ももが硬くならないようにするためには、もも裏を優位に使える身体にすることが重要です。
そのためには、身体を動かした時に股関節からうまく身体を操作できるようにする(ヒップヒンジ)を強化することがカギとなります。
以下のトレーニングを実践し、もも裏やお尻の下側を使えるようにしていきましょう。
疑問点はお気軽にご質問ください