こんな疑問に答えていきます。
記事の内容
- NBAの平均身長
- NBAの各ポジションの平均身長
- NBAと日本バスケ界の身長差
- NBA史上最高&最低身長の選手
この記事では、NBAファン歴6年の僕が、NBA選手の平均身長についてを中心とした情報を、わかりやすく解説しています。
最後まで読むことで、NBA選手の身長について知識を得ることができ、よりNBAの魅力に気づくことができます。
ぜひ最後まで楽しんで読んでいってください。
【結論】現代NBAの平均身長は198㎝
結論から言うと、現代(2019-20シーズン)のNBA選手全体の平均身長は198㎝です。
これまでは、「201㎝」がNBAの平均身長としてよく言われていましたが、現在は3㎝ほど平均身長が低くなっています。
低くなっているのには何か理由があると考えられるので、ここでNBAの身長の歴史について振り返ってみましょう。
1951-1952 平均身長193cm
1981~2018 平均身長201cm
2018-2019 平均身長198cm
2019-2020 平均身長198cm
まず、1951-1952シーズンである初期のNBAは、平均身長193㎝とかなり低い数値になっています。
時が経ち、1981年になると平均身長が201㎝となり、そこから2018年までこの数値で安定します。
しかし、2018-2019シーズンに入ると平均身長が198㎝と小さくなり、2019-2020も引き続き同じ平均身長を記録しました。
この変化はおそらく、NBAでスモールボールが採用されるようになっていることが影響しているかもしれませんね。
スモールボールとは
4人のガードと1人のフォワードを入れることでアウトサイドシュート、ボール回し、速攻を重視するスタイルのこと。
最近では、ヒューストン・ロケッツがスモールボールを採用し、注目を集めました。
NBAの各ポジションの平均身長
NBA全体の平均身長について見てきたところで、続いては各ポジションごとの平均身長について紹介していきます。
ポイントガードの平均身長は191㎝
ポイントガード(PG)の平均身長は191cmです。
191㎝の有名NBA選手といえば、ステフィン・カリーがこの身長に該当します。
シューティングガードの平均身長は195㎝
シューティングガード(SG)の平均身長は195cmです。
NBAのシューティングガードは、200㎝越えの選手も多数いますが、198㎝のマイケルジョーダンやコービーブライアントあたりが平均身長にあたります。
スモールフォワードの平均身長は201㎝
スモールフォワード(SF)の平均身長は201cmです。
201㎝の有名選手といえば、カワイ・レナードがこの身長に該当します。
日本人で2人目となるNBA入りを果たした渡邊雄太は、同ポジションで203 cmあるので、平均より少し高いですね。
パワーフォワードの平均身長は206㎝
パワーフォワード(PF)の平均身長は、206cmです。
206㎝の有名選手といえば、レブロン・ジェームズが該当します。
レブロンの基本ポジションはスモールフォワードですが、ガードからセンターまでこなせる怪物なので、今回はレブロンを例にあげました。
センターの平均身長は211㎝
センター(C)の平均身長は 211cmです。
211㎝の有名選手といえば、ティム ダンカンが該当します。
同じく211㎝のプレイヤーには、「ヤニス・アデトクンポ」という、センターの平均身長でフォワードの動きができるすごい選手がいます。
NBAと日本バスケ界の平均身長の差
ここまで、NBA選手の平均身長を見てきました。
NBA選手のすごさを実感するためにも、今度はNBAと日本の高校バスケ&Bリーグの平均身長を比較してみましょう。
インターハイ2019 出場校 180㎝
B1 2018-2019 187㎝
NBA2019-20シーズン 198㎝
NBAの平均身長は、全国レベルの高校生と比較すると約18㎝、Bリーグと比較すると約11㎝の違いがあることがわかりました。
現代のNBAの平均身長は198㎝と少し低くなっているとはいえ、2m以上の選手がゴロゴロいる世界なので、本当に恐ろしいですね。
NBA史上最高身長は231㎝
NBAの最高身長は、ゲオルゲ・ムレシャン(231cm)とマヌート・ボル(231cm)で、共にNBA史上最高身長記録の保持者となっています。
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その他、歴代の高身長選手は下記のようになっています。
スラヴコ・ヴラネス(230cm)
ショーン・ブラッドリー(229cm)
ヤオ・ミン(229cm)
現役の選手では、この2名が最高身長を記録しています。
タコ・フォール(226cm)
ボバン・マリヤノヴィッチ(224cm)
ちなみに、1981年のNBAドラフトで、日本人初の指名を受けた岡山 恭崇(おかやま やすたか)選手は、身長がなんと230㎝ありました。
しかし、当時所属していた日本でのチーム事情や、オリンピック出場を希望していたこともあり(当時NBA選手のオリンピック出場は禁止されていた)交渉は進まず、プレーすることはなかったようです。
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NBA史上最低身長は160㎝
NBA史上最低身長はマグジー・ボーグス(160cm)選手で、歴代で最も低い選手となっています。
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全盛期を過ごしたホーネッツ時代は、地元の人気が絶大で「シャーロット市長選に立候補したら当選間違いなし」と言われたほど。
その他、歴代の最低身長選手は下記の通り。
アール・ボイキンス(165cm)
ボイキンスは、「NBA史上30得点以上取った最も身長が低い選手」で有名。
メル・ハーシ(168cm)
ワット・ミサカ(170cm)
NBA初の日系アメリカ人としてプレーした選手。
スパッド・ウェブ(170cm)
170㎝ながらも、ダンクコンテストで優勝するというすごいプレーヤー。
現役選手では、以下の選手が低身長プレイヤーとしてコートに立っています。
クリス・クレモンズ(175㎝)
JJ・バレア(178㎝)
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NBA選手は身長をサバ読みしてる!?
サバ読み(鯖読み)とは、体のサイズなどをごまかす事ですが、NBAはこれまでシューズ履いたまま身長を計測するやり方を採用していました。
しかし、2019-20シーズンから「NBAの公式プロフィールは靴無しで表記する」ことに統一されたようです。
実際に、サバ読みをしていた選手もいくつかいたので一部紹介します。
JJ・バレア 183㎝ →178㎝
クレイ・トンプソン 201㎝ →195㎝
逆に、身長が伸びた選手もいるようでした。
ケビン・デュラント 206㎝→208㎝
レブロン・ジェームス 203㎝→204㎝
【番外編】NBA選手の平均体重
NBA2019-20シーズン開幕ロスターの平均体重は99.5kgです。
1985~2008年の平均体重は101.4kgだったようなので、身長と同じく数値が低くなっていることがわかります。
ちなみに、NBA歴代の最重量選手は下記の通り。
シャキール・オニール 約147kg
ヤオ・ミン 約141kg
ザイオン・ウィリアムソン 約136kg
今話題のザイオン選手は、登録時は体重129kgとされていましたが、「実際は136kgあるのでは?」というさば読み説がウワサされていました。
【まとめ】NBA選手の平均身長はやはり規格外
以上、NBA選手の平均身長に関する情報について紹介してきました。
NBA選手の平均身長は、スモールボールが浸透したことにより若干低くなっていることがわかりました。
それでもやはり、NBAの身長は我々日本人からすると規格外であることは間違いないですね。
今回の記事で、NBA選手の身長に関する魅力がわかってもらえたと思うので、これからも世界最高峰のNBAを楽しんでいきましょう!
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