バスケットボールの上達においてかかせないスキルの1つである「一対一」。
バスケに熱中している人なら、今まで以上に試合で活躍するために、一対一のスキルをワンランク上に高めていきたいですよね?
なので今回は、バスケットボールにおける一対一のコツについて解説していこうと思います。
こんな方におすすめ
- 一対一が上手くなりたい
- 一対一で相手を抜けるようになりたい
- 今以上に試合で点を取れるようになりたい
この記事を読むと、上記のような悩みを解決することができます。
ちなみに、本記事を書いた僕のバスケ経歴は下記の通り。
- バスケ歴12年
- 中学・高校ではシューターとして活躍
- 現在はほぼ毎日NBAを見る
この記事の内容を実践すれば、一対一が確実に上手くなり、多くの人から注目される選手になることができます。
一対一が上手くなりたいプレイヤーは、ぜひ最後まで読んでみてください。
バスケの一対一において必ずやるべき基本項目3つ
まず始めに、一対一をする上で必ずやってほしい基本的な部分について解説していきます。
基本となるのは、下記の3つです。
①トリプルスレットを作る
②パスという選択肢を忘れない
③まずシュートを狙う
バスケに限らずですが、基本が土台にあってこその応用なので、この3つの基礎はしっかり読んで実践してください。
①トリプルスレットを作る
トリプルスレットとは、「パス・ドリブル・シュートがいつでもできる体勢」のことです。
この姿勢は基本中の基本ですが、どのようなプレイにもすぐに移行できる体勢なので、ディフェンスにとってはかなり脅威になります。
バスケ部なら、オフェンスにおける基礎として必ず習うと思いますが、一対一においてはこの体勢がまず必須です。
②パスという選択肢を忘れない
バスケにおける一対一は、目の前のディフェンダーとの一騎打ち状態になります。
しかし、バスケットボールはチームスポーツなので、味方にパスをするという選択肢は忘れないようにしてください。
試合で一対一をすると、どうしても目の前の相手を倒すことに気を取られがちですが、一対一を仕掛けることでフリーの味方が生まれることもあるので、視野は広く持つよう意識しましょう。
18歳でプロ契約をしたスーパープレイヤーの河村勇輝選手は、一対一を仕掛けつつも、見事なアシストを連発しているので、参考になります。
③まずシュートを狙う
一対一では、ドリブルやパスではなくまずシュートを狙うようにしましょう。
最初にドライブばかりを仕掛けてしまうと、相手に「こいつはシュート打ってこないから、間をあけて守ろう」というように、相手に自分のオフェンスを見破られてしまいます。
ですが、最初にシュートという選択肢を持っておけば、相手は「シュートかドリブルのどちらでくるかわからない」という状態になるので、まずはシュートを狙いましょう。
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上手い選手の例を挙げると、マイケルジョーダンの一対一なんかは非常にシンプルで、第一にシュートを打つことを優先しています。
参考になるので、ぜひ真似してみましょう。
バスケにおける一対一のコツ4つ
一対一における基本を解説したところで、ここからはコツについて解説していきます。
一対一におけるコツは、全部で4つです。
①ディフェンスをよく観察する
②ズレをつくり出すことを意識する
③演技力を大事にする
④強い気持ちを持つ
①ディフェンスをよく観察する
一対一で相手から点を取りたいなら、まずは相手ディフェンダーの動きをよく観察するようにしましょう。
相手の守り方ごとに、どんなシュートを選択すれば良いのかについては、下記にまとめてみました。
ポイント
「ディフェンスが下がり気味の場合」
→そのままシュートを打つか、フェイクを入れてドライブする
.
「ディフェンスが詰めてきた場合」
→ドライブをするか、味方にパスをする
このような感じで、まずは相手がどのようにディフェンスをしているのかを観察して、そこからどんなオフェンスをすれば点が取れるのかよく考えるようにしましょう。
②ズレをつくり出すことを意識する
一対一においては、相手とのズレを作ることもかなり重要です。
ジャブステップやドリブルなどでズレを作り出せば、相手との間にスペースが生まれるので、そこからシュートチャンスを作ることができます。
ズレを作り出すのに効果的な技の例をいくつかあげておきます。
・ゆっくりドライブからの急なスピードドライブ
・シュートフェイクからのドライブ
・ゴール下で押し込んで、スペースを作りシュート
・ステップバックシュート
ポイントは、相手の逆をつくというところです。
ディフェンスを揺さぶるような動きをすれば、シュートチャンスはかなり生まれるので、意識してみましょう。
NBAのカリーは、ドライブで相手とのズレを生み出すのが上手いので、ぜひ参考にしてみてください。
③演技力を大事にする
「バスケなのに演技?」と思われるかもしれませんが、一対一における演技とは、いわゆる相手をだますというところです。
例えば、小さな巨人と言われているアレンアイバーソンのクロスオーバーは、「こっちにドライブすると見せかけて、実は逆方向にドライブする」というような演技が上手いので、あっさり相手を抜きさることができています。
(アイバーソンの場合は、スピードが桁違いというのもありますが)
ディフェンスの動きを観察し、ズレを作り出すことが大切というのは先ほど説明しましたが、これを実現するためにも、相手をだます演技力は必要になります。
④強い気持ちを持つ
最後は気持ちです。
どんなにハンドリングやシューティングの技術があろうと、気持ちが弱かったら勝負になりません。
一対一は、「必ず点を決めてやる」という強い自信を持つことがかなり大切です。
たとえ、自分より体の大きくて強いプレイヤーが相手だとしても、気持ちでは絶対負けないようにしましょう。
まとめ【一対一を武器にして試合で活躍しよう】
以上、バスケットボールにおける一対一のコツについて解説しました。
最後にもう一度、一対一におけるポイントについておさらいです。
「一対一をする時の基本」
①トリプルスレットを作る
②パスという選択肢を忘れない
③まずシュートを狙う
「一対一のコツ」
①ディフェンスをよく観察する
②ズレをつくり出す
③演技力が重要
④強い気持ちを持つ
今回紹介したポイントを意識すれば、確実に一対一は上手くなっていきます。
あとはたくさん練習をこなし、絶対的な自信をつけていきましょう。
あなたのバスケライフが充実ものになるよう願っています。