以下に該当する方は、こちらのページの内容を参考にエクササイズに取り組んでいきましょう。
- バランス力がない気がする
- 片足立ちが不安定
バランス感覚を失う原因
バランス能力とはさまざまな姿勢を保ったり、動きを安定させたりする能力。
静的バランス能力(静止状態を維持する能力)と動的バランス能力(動作を安定させる、姿勢を回復させる能力)のふたつがあります。
姿勢の保持は、視覚情報・体性感覚情報(筋・腱・関節からの情報、足裏等の圧感覚情報など)・前庭系の情報(内耳の三半器官)などを基に脳が中枢処理を行ない、出された司令を骨格筋が実行することでなされます。これらの総合的な機能がバランス能力に関わっています。
また、立ち方も重要であり、地面に接する面=支持基底面上に重心位置があればバランスが取れ、重心がそこから外れてしまうとバランスを失います。
バスケ動作ではレイアップなどで片足立ちになる場面が多く、不安定な状態であるとプレーも安定しません。
試しに以下のテストを実施して秒数と得点を表で確認してみましょう。
バランス力を鍛えるには
- ストレッチなどで身体アライメントを整える
- 体幹と下半身の安定を身につける
- 片足系種目を行う
- バランスボールなど不安定なトレーニングする
姿勢が悪い人や身体に硬さのある人は、ストレッチによる正常な関節可動域獲得や筋肉の緊張を和らげることで、身体のポジションを良好にしていきます。
また、体幹部の筋肉はや下半身の筋肉は身体を安定させるためにも非常に重要です。
片足バランストレーニングやバランスボールを使用することで、バランス能力を獲得することが重要です。
【引用文献】
【STEP1】身体アライメントを正常化させるためのモビリティストレッチを行う
パフォーマンスの土台を構築するためには、身体の柔軟性が必要です。
以下より自分が該当するコンテンツを選択し、まずは機能改善を行いましょう。
【ストレッチ系】
【STEP2】体幹と下半身の安定を身につける
体幹部分と下半身の筋力に弱点のある選手は、以下のコンテンツに進みメニューをこなしていきましょう。
【体幹メニュー】
【下半身メニュー】
【STEP3】片足系エクササイズを行う
バランス能力を鍛えるには、片足立ちエクササイズが有効です。
メニューを一通りこなし、苦手なメニューをピックアップして取り組んでいきましょう。
片足エクササイズのコツはこちら↓
【STEP4】バランスボールを使ったトレーニングを行う
バランスボールを使用することの最大のメリットは動的安定性を獲得できることです。
動的な安定とは不安定な動きの中で自分の身体を正常に保つことで、バスケというドライブやシュート時、ディフェンス時など態勢が崩される中で身体の安定を保つことは、プレーを安定させるために非常に重要。
バランスボールという不安定な器具でプレー全般の安定力を身につけるのは全てのプレーヤーにとって有効です。
バランスボールを使う際は傷やひびがない、古かったり劣化していないものを使用するようにしましょう。傷や劣化がひどいと事故などにつながる恐れがあるので、その場合は新しいものを用意した上で、トレーニングに入っていきましょう。
疑問点はお気軽にご質問ください