あなたは読んだ本の内容を記憶して、しっかりと自分のものにできていますか?
「読書するなら、アウトプットが大事!」とか言われるけど、実際どういうアウトプットをすればいいのかよくわからないですよね。
ですが、せっかく読書するなら、効率を上げて本の内容をしっかりと理解したいもの。
そんな方に向け、実は簡単かつすぐにできるおすすめのアウトプット法が存在するんです。
それは、マインドマップを利用した読書法になります。
なので今回は、マインドマップを利用した読書法について紹介していこうと思います。
こんな方におすすめ
- 読書マインドマップの方法を知りたい
- 本の理解度を高めたい
- 読書効率を上げたい
- 簡単にできる読書アウトプットを知りたい
実際に僕は、マインドマップを利用した読書法を実践するようになってから、本の理解度が上がったのはもちろん、人生がプラスの方向に進むようになりました。
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この記事を読んでマインドマップ読書を実践すれば、本の理解度が今よりも倍増し、人生がプラスに動くかと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそもマインドマップとは?
「そもそもマインドマップってなんだろう?」という人のために、まずは意味を載せておきますね。
マインドマップ(英: mind map, mindmap)とは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である[1]。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの[1]。
描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされる。
Wikipediaより引用
なぜマインドマップが必要なのか?
なぜ必要なのかというと、マインドマップは効果的なアウトプットになるからです。
本を読んでも、その内容がしっかり自分の頭に定着しないのは、実は多くの人がアウトプットをしていないからなんですよね。
アウトプットにはいくつかの方法が存在していますが、読んだ本をアウトプットするのかしないのかでは、する方が圧倒的に本の内容が頭に定着します。
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アウトプット方法の中でも、とくにおすすめなのがマインドマップを使った読書法ということになるわけです。
読書にマインドマップが効果的な理由
なぜ効果的なのかというと、マインドマップは脳の性質をそのまま生かすことができるため、思考の整理に最適だからです。
私たちの脳は、どんどん連想を広げていくという性質を持っています。
マインドマップは、キーワードやイメージを中央に書き、そこから放射状にそのキーワードやイメージを広げてつなげていきます。
マインドマップは、脳の「どんどん連想を広げていく」という性質に近いため、実際に紙に書き出すことで記憶の整理や本の理解に最適ということになります。
マインドマップ読書の具体的なやり方
マインドマップを使った読書が効果的なのがわかったところで、ここからは具体的なやり方について詳しく解説していきます。
紹介するマインドマップ読書法については、こちらのサイトを参考にさせていただいています。
それでは、具体的な手順について紹介していきます。
手順1. A4の紙とペンを用意する
まずは、A4の紙とペンを用意しましょう。
ペンは自分が書きやすいものであればなんでも構いません。
赤ペンはなくても問題ありませんが、あったほうがより効果的なマインドマップが作成できるので用意しておきましょう。(赤ペンの使い方については、後ほど解説します。)
紙もなんでも良いのですが、A4をおすすめします。
A4の紙は広く使うことができるので、柔軟な発想が生まれやすいです。
自宅にあるプリント用紙で問題ないので、A4 の紙を用意しましょう。
手順2. 紙の中心に、本から得たいことorタイトルを書く
次に、黒のペンを使って紙の真ん中に「本から得たいこと」もしくは「本のタイトル」を書いていきます。
真ん中の文字は、画像のようにしっかり丸く囲って、字を強調させましょう。
「本から得たいこと」を書く場合
まずは、こちらの本を例に解説していきます。
この本から得たいことを真ん中に書いてみました。↓
画像の真ん中に書いてある「年収1億の考え、行動を自分に取り入れ、何か一つでも実行する」
というのが本から得たいことになります。
このように、本を読む前に目的を決めることで、本の内容理解や本を読むスピードが上がります。
本から得たいことを決めることで、僕はこの本を約1時間で読むことができました。
「本のタイトル」を書く場合
続いては、こちらの本を例に解説します。
このように書きました↓
画像の真ん中に書いてある「嫌われる勇気」がタイトルになります。
真ん中にタイトルを書く際のポイントは、画像の黄色マーカーがしてあるところのように、本の章を書いてしまうことです。
『嫌われる勇気』は、1〜5章から構成されているので、真ん中のタイトルの周りに章を書きました。
タイトルを書くことで、マインドマップから本の内容を一目見ただけで理解することができます。
手順3. 知識や気づきを放射状に書いていく
本から得たいことorタイトルのどちらかを書いたら、本を読みながら本から得た知識や自分の気づきを放射状に書いていきましょう。
書く内容や、文の長さ、放射線の数などはなんでも構いません。
本を読んでいて、自分が響いた文章や記憶に残したい文章をどんどん紙に書いていきましょう。
そして、本からの自分の気づきを赤ペンで書いていきましょう。
黒ペンで気づきを書いても良いですが、赤ペンで書くことで「知識は黒色」「気づきは赤色」というように区別がついて、全体的に見やすくなります。
マインドマップ読書による実際の効果
マインドマップ読書について、実際に僕が感じている効果が5つあるので解説していきます。
1. 本の内容が記憶に残りやすい
2. 一目で本の内容がわかるから便利
3. 行動するようになる
4. 読書スピードが上がる
5. 読書のやる気が上がる
この他にも数多くのメリットを感じていますが、主にこの5つを実感しているので詳しく解説していきますね。
効果1. 本の内容が記憶に残りやすい
マインドマップを作ることで、本の内容がかなり記憶に残ります。
書くことで覚えるという効果もあると思いますが、マインドマップは脳の「連想を広げる」という性質をそのまま活かすことができるという効果がやはり大きいのでしょうね。
僕の実感としても、完成したマインドマップをながめると、本全体の内容が浮かび上がってくるので、マインドマップの効果は凄いものです。
効果2. 一目で本の内容がわかるから便利
マインドマップは、1枚の紙を見るだけで読んだ本の内容を俯瞰することができるので便利です。
簡単に本の内容を理解することもできるので、内容を思い出そうと本を読み返すよりも圧倒的に楽です。
なので、完成したマインドマップは捨てずに保管するか、写真で保存するなどしておきましょう。
効果3. 行動するようになる
マインドマップ読書をすることで、本の学びを行動に移すようになりました。
読書は読んで満足するものではなく、本から得た学びをどのように自分の行動に移すかが重要なので、読んで終わりの読書は意味がないんですよね。
偉そうなことを言いましたが、一年前まで僕もただ読むだけの読書で終わらせてました..笑
ですが、マインドマップ読書を始めてからというもの、本当に意識も行動も変わりました。
- ブログを書くようになった
- 筋トレを習慣化するようになった
- 本を読む習慣がついた
- 勉強が好きになった
- 人間関係に悩まなくなった
こんな感じで、本から得た学びを還元することに成功しました。
マインドマップ読書は、本の内容を確実に自分に落とし込むことができ、私たちの行動を変えてくれるパワーを持っていると思います。
効果4. 読書スピードが上がる
マインドマップを作成することで、読書のスピードが上がります。
特に、「本から得たいこと」を紙の真ん中に書く方法で作成すれば、本当に速いスピードで読書をすることができます。
僕は1冊の本を読み終わるのに5〜6時間とかかっていましたが、マインドマップ読書をするようになってからというもの、2〜3時間で読書を終わらせることができるようになりました。
読書スピードを上げたいという人にも、マインドマップ読書はオススメですね。
効果5. 読書のやる気が上がる
マインドマップを作成することで、読書のやる気が上がります。
マインドマップ読書は、マインドマップを作成する前提で読書をしますから、必然的に「本をちゃんと理解しなきゃ!」となるんですよね。
本をちゃんと理解しようとする=意欲的になるということなので、読書のやる気がどんどん上がります。
ですから、読書のやる気が出ないという方にもマインドマップ読書はオススメです。
読書が続かないという方は、こちらの記事がオススメですので、目を通してみてください。
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まとめ【マインドマップ読書を実践してみよう】
以上、マインドマップ読書の方法や効果などについて解説しました。
最後に、もう1度やり方についてまとめておきます。
①A4の紙とペンを用意する
②紙の中心に、本から得たいことorタイトルを書く
③知識や気づきを放射状に書いていく
本の理解度を上げたい方、アウトプットに迷っている方などなど、マインドマップ読書は、読書をするすべての方に心の底からオススメしたいアウトプット法です。
1度でも良いので、ぜひ実践してみてください。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!